LOVE TELEPHONE

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自室のザックス → 自室のクラウド

 

「おっす!元気してるか?」

『ザックス、何だよ〜。こんな時間に…』

「何だよ、愛しの俺からの電話だぞ。もっと喜んでくれよ」

『だって、もう夜中の三時だよ?もう寝てるって、普通』

「良いじゃねえか。…声、聞きたかっただろ?」

『……あのさ、恥ずかしくないの。そういう事言って』

「全然!だって好きな奴相手に恥ずかしがってどうすんだよ」

『そういうトコが恥ずかしいのっ!』

「はあ?お前の方が訳わかんないって」

『も〜!…良いよ、俺もう寝るから。じゃね』

「あーっ!待て待て!もうちょっと話しても良いだろ?」

『何話すんだよ。明日聞くよ、そんなの』

「そんなの、って…そりゃないだろ、クラウド〜」

『じゃあ何?早くしてよ』

「…お前って時として、めっちゃ冷たくない?」

『別に』

「…俺、寂しいんですけど」

『どうって事ないだろ、ザックスは。沢山いるじゃん、女の子』

「またそれかよ!お前、気にしすぎじゃねえ?」

『うるさいな!だって今日だって、どうせどっか行ってたんだろ』

「あれ……もしかしてお前、だから機嫌悪いの?」

『ば、馬鹿ッ!違うよ!』

「ふ〜ん、なるほどねえ…そっかあ…」

『な、何だよっ』

「いやあ、可愛いなあと思ってさ」

『すっごくムカツクっ!!』

「へへっ。何だかんだいって気にしてるくせに」

『もう良いっ!ザックスの馬鹿!さよならっ』

「でも俺、お前のそういうとこも好きだぜ」

『………』

「お前は?」

『……俺はナンパ師ザックスは嫌いですっ』

「ナンパ師じゃねえよ。俺はちゃんとお前だけ見てるだろ?」

『…それとこれとは別問題だよ。嫌なものは嫌だ』

「じゃあお前、どうしたら納得してくれんだよ」

『…別に。もう良いよ』

「…馬鹿。信じろよ」

『…信じてるよ』

「本当か?」

『本当』

「そ、か。じゃあ安心だ。で、それから…」

『って…。まだ話あんの!?』

「何だよ〜。俺はお前と話したいの!」

『俺はもう寝たいの!』

「じゃあ俺が添い寝する」

『はあ!?何ワケわかんないこと言ってんの!?』

「ワケ分かんなくねえよ。俺はお前の側にいたいんだ」

『…今、どこ?』

「んと、自分とこの部屋。……来るか?」

『…でも…』

「来いよ、クラウド」

『…分かった。じゃ、待ってて』

「ああ。…でも来たらお前、寝かせねえけど」

『は?』

「な〜んて、な。じゃ、待ってるな」

『はいはい。じゃあね』

「じゃ、な」

『(ツーツー)』

「…ホントに寝かせないけど」

 

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 2002/08/06 U