LOVE ITEM
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「ルーファウス…実はこの前こんなものを貰ったんだが…」
「何を誰に何処でどんな物を!?」
「…随分躍起になるのだな。まあ良い。実はこれなのだが」

じゃ〜ん

「…なっ。こ、これは…」
「ああ、そうだ。いかにも、だろう?」
「…ちょっと待て。これ誰に貰ったんだよ。まさか女じゃないだろうな」
「何故分かった?…そう、実は何処の誰とも知らぬ女が突然やってきて、きゃ〜だとか言いながら顔を真っ赤にさせてこれを渡してきたのだ。で、その時にこのような手紙が添付されて…」
「寄越せっ!」
「…あ」
「なになに…”チョ→大好きなセフィロスちんえ♪”…何だこりゃ、セフィロスちんって何だ、図々しいな全く…ブツブツ。で…”こんにちわんこそばめし!(^^♪アタシ、エリーです、よろぴくー★愛しのエリーって呼んでね”…頭大丈夫なのか、こいつ?…”アタシ神羅で事務っちゃってるんだけど実はセフィロスちんがチョ→好きなんだヨネ!毎日セフィロスちんの事考えながら仕事しちゃってるの。テヘ★”…クビだな」
「……」
「それから、ええと…”でもアタシ来月で会社辞めようと思ってるんだ。何でかっていうとね、エリーは寿退社なのー!”…っておい!結婚するんか!」
「いちいちツッコんでると先にいかないぞ。俺が読むから貸せ」
「あっ!」
「…”でもでもでもね、エリーはセフィロスちんが大好きだから、どうしても最後に思い出作りたいの。。。だってその為に神羅に入ったんだもん!”」
「何だぁぁ、こ〜い〜つ〜は〜っ!!!」
「…”だからエリーからプレゼントしちゃう★番号書いておくからテルしてね!(^_-)…そしたら今夜思い出作ろうヨ→★もち、その時エリーからのプレゼント使ってね。よ・ろ・ぴ・く☆彡”」
「―――――…ライフルはどこにあったかな…」
「……早まるな、ルーファウス」
「だって!!何だこいつ!?こんな変ちくりんな手紙を寄越した挙句にこんなモンをプレゼントだなんて…しかもこいつ結婚するんだぞ!?」
「いや、確かにそうなのだが…もうすぐ辞めるのだから大丈夫だろう」
「むむむ〜腹の虫が収まらないっ!だってこのプレゼントって…」
「…まあな。いかにも夜用だ」
「実用的だ…って、そんなこと言ってる場合じゃない!この女〜よりにもよってセフィロスとヤろうとしてゴムなど…。あ、もしや穴でもあいてるんじゃないか!?」
「まさかそんな」
「いいや!やりかねないぞ、どれ…」

ビリビリ…

「…あ。ホントに開いてる」
「…何と古典的な」
「…むむむ〜!!!ああ、段々怒りマックスになってきたぞっ」
「しかし結婚するのにコレはヤバいだろうな。もし間違いでも起こったら…」
「ヤル気なのかよ!?」
「いや、そうではないが。一応常識的にだな」
「大体”人の恋路を邪魔するものは馬に蹴られてなんとか”って言うだろう。失礼な奴め!人の恋人を…」
「いや、残念ながら俺達の関係は公ではないからな。俺のプロフィールなどこの通り危険なことになっている」
「あ。これは神羅の機関紙じゃないか」
「そうだ。実は先月号で特集を組まれてな…ああ、あったあった。此処だ、セフィロス大特集。このプロフィールの所に…」
「なに…”恋人は現在総力募集中!”…?誰だこんなこと書いた馬鹿はっ!」
「さあ…」
「しかもコレは何だ!?…”キュートでちょいエロなマブい女が好み”ってのは。まさかお前…」
「いやいやいや、俺はそんな事一言も言ってないぞ」
「しかもマブい女って表現はどうなんだ。全くウチの機関紙も堕ちたもんだな」
「…この機関紙のおかげで先月から大変なことになっているんだ」
「何っ!?」
「今と同様の手紙がもう何通も…」
「…まさかゴム入りじゃ…」
「何故分かった?」
「―――――…ライフルはどこだったかな…?」
「…だから早まるな、ルーファウス」
「だって!!どうするんだ、この事態を!?」
「いやー…やはり無視しかあるまい。しかしたまに夜、ウチの家の窓から何か殺気に近いものを感じることがあってな…」
「……許すまじ…!」
「というわけだからとりあえずは無視をしようと思うのだが。…何せ穴あきのゴムが鬼のようにあるからな、これをどうするか…」
「どうするってそりゃ」
「………使うか?」
「は?」
「いや、俺達で使うとか…」
「……数百あるんだろ、どうせ。それにこう言うのも何だか…腹具合が悪くなるのもアレだから、な……」
「ああ…まあ…」
「捨てれば良いじゃないか」
「…まあな」

後日。
愛の営み後に腹具合が悪くなったその理由は、セフィロスにしか分からない。

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