LOVE SCIENCE -RxC-
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副社長御用達ヘリにて

「クラウド君。今日のデートはヘリで豪遊コースだ」
「は、はあ…。あの副社長」
「何だ?」
「ヘリで豪遊って、どうやって豪遊するんですか?いかにも質素なんですけど…」
「なに、気にするな。見たまえ、広大なる緑を!」
「コンクリートしか見えません…」
「じゃあ想像だ!想像こそ実現の第一歩だ!」
「は、はあ…」
「どうだ、クラウド君。このミッドガルは素敵だろう」
「はあ、まあ…そうですね」
「では此処で豪遊ということでワインでも明けようか」
「ええ!?此処で!?」
「そうだ。なに、心配することはない。私は以外と器用だから…」
「あ。…ワイン、落ちた…」
「……気にするな」
「……はい」
「じゃあ気を取り直して、食事といこうか」
「ええ!?此処で!?…また落とすんじゃ…」
「なに、心配することはない。私は意外とこういうのも好きで…」
「あ。…食事が傾いてる…」
「……気にするな」
「え。でも何だかこれ、ごちゃごちゃになってるような…」
「……では気を取り直して」
「あ!…捨てた…」
「クラウド君。私は何も豪遊が目的ではないんだ。今日のデートの趣旨は、愛を育もうというテーマに基づいている」
「あっ、愛!?あの…それって一体どういう方法で…」
「まあ、待っていたまえ。これを実行したら、君は私に首ったけ間違いなしだ」
「首ったけ…それって死語じゃ…」

パチン!(←指を鳴らした音)

「うわああああああ〜!!副社長!!やばいよ、逆さまだよ、グルグル旋回してるよ!しかも縦だよ!し、死ぬ〜!!!!」
「ははは、大丈夫だクラウド君。それよりどうだ、この大スペクタクルな状況で何か私に思うことはないか?」
「おもっ思う事って、そんなっ、おろして下さいって事しか浮かばないよっ!!」
「なっ…おろして!?…クラウド君、君は意外と積極的だな。しかし私はそれを寛大な心で受け入れよう」
「って!何してんの!おろしてって、ズボンじゃないよ!!」
「違うのか?…残念だ」
「うわああ!!またグルグル回ってる!!やばいやばいやばいって!死ぬよ〜!!」
「さあクラウド君。今度こそ本音を言いたまえ!」
「本音って何だよおお!!??め、眼が回る〜!!!」
「おかしいな…こういったドキドキ感は恋愛のドキドキ感に似ている為に恋に陥りやすいと実証されているはずだが…おかしい、まだドキドキ感が足りない…か。よし、此処はもっと旋回させよう」
「ちょっと!!副社長!!」
「おーい、そこのお前!操縦しているお前だ!もっとグルグルやってくれ。ああ、そうだ。もっと過激にハレンチにな。…何?これ以上やったら保証はない?何をいってるんだ、恋に保証は無い!早くしろ!」
「い、いいい命の保証がないよおお!!」
「さあ、クラウド君!今度こそ言いたまえ!本音を!」
「うっ!…やばい、き、気持ち悪くなってきた…」
「どうした、クラウド君!そんな涙目になって!泣くほど愛しいならこの胸に飛び込むが良い!」
「じゃ、じゃあ…お、お言葉に甘えて…」
「ああ、クラウド君。とうとうわかってくれたか…やっと私の気持ちが伝わ……って!!」

-嘔吐中-
※大変お見苦しい場面をお見せしてしまい、申し訳ありません。

「……今後はヘリで豪遊はやめような…」
「……はい…その方向でお願いします…」

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