■神羅記録班の手記A■

 

自分は神羅の記録班でありますっ!

え、名前?ははあ、そんな名乗るほどのものじゃあ、ございません!

この度、副社長とツォン主任の関係疑惑が過去の観察から浮上したため、

こうして自分は更なる観察をする事になったでありますっ!

それを要約し、できればクビにならない程度に特集記事を作ろうと企画をしているであります。

だから今回もとても大きな仕事なのであります。

 

<朝>

目覚まし3個が鳴って起床。(07:00)

なかなか寝覚めは良いみたいだ。さすが副社長!

快適そうなベットから起き上がると、一回伸びをする。ここら辺親近感が沸くな、うん。

しかしベットはさすがに高級なものらしくスプリングが効いている。というかあれはまさか…ウ、ウォーターベット!?

何て高級な…。前言撤回。親近感0%。

起きてからキッチンで紅茶を淹れる。(7:10)

葉はアールグレイのようだ。これは副社長マニア必見項にでも書いておくかな。

それから髪などをいじり始める。(7:35)

どうでも良いが、髪を降ろしているとまるで少年並みの顔をしてる。

何やらムースだかワックスだかを付け始めた。(7:40)

ん?…って、ええっ!?何で整髪料に“神羅”のロゴが入ってるんだ!?まさかとうとう化粧品まで…!?

ううむ、これは神羅の新たな事業展開かもしれない。要チェックだな!

というか、普通、服を着てからやらないか、そういう事は?

…まあ良いか。

その後、服を脱ぎ始める。(8:00)

副社長の肌は白い…と。ここら辺は綴じ込みページにしておこう。

それからいつもの白スーツ着用。(8:10)

噂によると特注品らしい。どのくらいしたんだろう…ドキドキ。

それからPCの電源を入れて…ん?ネットに繋いでいるようだ。メールチェックだろうか。(8:20)

それから少しして副社長、ご立腹。

何やら嫌なメールが届いていたらしい。う〜ん、気になる!

後で覗いてみようかな…うん、そうしよう。

それからタンスの引き出しを開ける。(8:30)

…って、おい!何してんだ!?

副社長、何やら写真に向かってキス。何なんだ、あの写真は…って、ああっ〜!

あれはツォン主任の写真っ!ぬお〜やはり二人はできてたのか!!

はあはあ…い、いかん、ハッスルしすぎたっ。よだれが…ハ、ハンカチハンカチ…っと。

どうもこの人も調子が狂うなあ…何で神羅の人ってこうなんだろう?

腕時計など付けつつ副社長、出社。(8:35)

ええと、さっきのメールは…と。どれどれ…?

ぶはっ!何じゃこりゃ!?

“グッモーニン、ハニー♪我が愛しき息子よ、今日も元気にガンバっ! パパより”

プ、プレジデント…まさかこんな人だったとは…。

これはまさか記事には出来ないだろうなあ…。クビになんのは嫌だしなあ、はあ…。

とにかく副社長を追おう。

<午前中>

副社長室に入ってから、また紅茶を注ぐ。(9:10)

どうやら副社長は紅茶がお好きらしい。勿論、葉はアールグレイ。

それから…お、書類チェックをしてるみたいだぞ。それにしてもやたら多いなあ…副社長も大変なんだろうな。

…って!書類まるめて捨ててるし!

何だ何だ、そんなに下らない書類だったのか?

その他の書類に副社長印を押していく。(9:30)

その傍ら紅茶を飲む。…って、おい。紅茶、垂れたし!

副社長、固まる。(約3分間)

少ししてやっとフリーズが解けると、紅茶がこぼれた書類を見つめて…。

…あ、捨てた。

まるで何も無かったように他の書類をチェック。

エベレストが富士山くらいまでは消化される。(10:30)

それから…お、富士山はもう飽きたらしい。副社長、富士山移動。…床に。

っていうかあれ、公式文書じゃないのかなあ…まあ、良いか。

それから…おや?何か机の引き出しから取り出したぞ。ええと、あれは…っと。

ぶっ!ピ、ピンク色の便箋!?

まさか…ラブレター!?…いや、まさかな。

ピンク便箋に何やら書き始める。(10:40)

う〜ん、何を書いているんだろう。気になる…やはりこれも後でチェックしてみよう!

何だか時々ニヤけてる。しかも一人で照れたりしてる…。怪しいなあ、もう。

しかも書類チェックより時間がかかってる。

早く終わらないかなあ。っていうか内容が気になって仕方無い。

副社長、うっとりしながら手紙執筆終了。(11:50)

はあ…長かった!

その後、デスクの上に富士山を戻し、副社長室を後にする。(12:00)

っと、此処でさっきの手紙を要チェック!ええと…なになに…?

ぶっっ!何じゃこりゃ!?

“私のツォンへ”

わ、私のって…いやいや、まあ此処は良しとしよう。っていうかツォン主任とできていることはこれで確実だな。

ふう…何だか急に心臓が痛くなったような…。

“嗚呼、今日も太陽が眩しい”

今日、曇ってるし。

“さんさんと輝く太陽はまるで私を照らすお前のようだ”

ぶっ!な、何つー恥ずかしい表現っ…!危険度80%。

“さんさん…SUN。SUN=太陽。それはそう…お前だ”

ひ〜、助けて!っていうか誰か、万能薬!危険度100%。

“嗚呼、私は月。月と太陽は近付くことはできないのだ”

何だ、そりゃ。悲恋なのか?

“…と思ったら大間違いだ”

どっちなんだよ!!

“何故ならそう…年に一度だけ、許される日があるからだ”

え、そうだったっけ?

“それは…7月7日。”

それ、彦星と織姫だから!違うから!

“その日だけ、私とお前は愛し合えるのだ”

あーはいはい。で?

“…でも昨日のお前も良かったぞ”

年に一度じゃないじゃん!!

“そんな私は愛の奴隷。そう、ラブ・スレイヴ”

…はあ、言っててくれ。

“でも愛という言葉にお前の名前を代入すると…ツォン・スレイヴ”

代入せんで良い!

“略して、ツォンスレ”

略すなあぁぁ!!!

“嗚呼、ツォン。また会える日まで、私は身を焦がしつつ待っている”

この文章、載せたいなあ…でもクビ確実だよなあ…。

しかしツォン主任はこれ、ちゃんと読んでるのか?

っていうか、これだけの為に約一時間!?

…あ、まだ続いてるぞ。なになに?

“神羅エレクトニックパワーカンパニー

副社長 ルーファウス神羅 印”

おいおいおい!公式文書じゃあるまいし!

p.s.また後で”

さっき、また会える日までって書いたじゃんかあぁ!

…はあはあ、やばい、ハッスルしすぎだ…ええと、正露丸は…っと。

副社長も意外と支離滅裂だなあ…きっと疲れてるんだろうな。うん、きっとそうだ!

じゃあプレゼントを置いておこう。

副社長にデスクにユンケル皇帝液、一本。(12:15)

いかんいかん、副社長を追わないと!

<昼>

いたいた…!

副社長、幹部専用のレストランで食事。(12:30)

本日メニューは、サーモンステーキ・レモン風味。サイドメニューでシーザーサラダとポタージュスープ。

あ!更にはデザートまで…!(※イチゴババロアのようだ)

う〜ん…ソルジャークラスとは差があるなあ。何せこのレストラン、クラシックなんか流れてる。

う、羨ましい…っていうか食費、引き落とし…!?(詳細不明)

副社長、少し残しつつデザートは完食。(13:10)

ふむふむ、どうやら甘いものは結構好きらしいな。

よし、これはメモ…っと。

いっそデザートレシピのページも作っとくか!?

<午後>

食事を終え、副社長室に。(13:20)

さっきの手紙を持ち出して…あ、ポケットに入れた!

ま、まままさか本当にアレを渡す気じゃ…!?

記録班として校正しとけば良かったかな…添削必須だよな、アレ…。まあ、良いか。

で、何やら違う書類の束を手にする。それを眺めること20分。

それから席を立つ。書類を手に副社長室を後にする。(13:45)

副社長、会議室へ。

どうやら今日は会議があるらしい。

ヤバいなあ…此処にはさすがに入れないしなあ…。

と思ってたら、何故か会議室に食堂のオバちゃんがっ!!何だ、何だ!?

それから…あ、業者っぽい男が何人か。それと、食堂責任者のオッサンだ。

何だかよく分からないまま会議開始。(14:00)

仕方無いので聞き耳を立てる事にする。メモ必須。

『諸君、本日此処に来てもらったのは他でもない。――――――食堂のことだ』

―――――は!?

『今回の修理は徹底して行いたい。何故かといえば食堂の利益も神羅の利益に他ならないからだ』

ははあ、なるほど。一理あるな。

『そこで、だ。修理に当って、実際に食堂を使用している彼らから問題点と希望を直接話してもらいたい。できる範囲の最大限をもって修理してもらいたいのでな』

ここで食堂オバちゃん発言。

『副社長。我侭とは思うんですけどねぇ、わたしゃそろそろ新型のオーブンが欲しいんですよ』

『ほう、なるほど。詳細は?』

『ええ、それがね。これですよ、副社長』

オバちゃん、持参パンフレット提示。副社長、それに目を通す。

『うむ…。“綺麗・簡単・迅速!一発オーブン君”か…』

『今のオーブンですとねぇ、パンなんか焼いた日にゃアレですよ。温度調節が狂っちまってるもんですからぁ、焦げ焦げです』

『何と!焦げ焦げと!それはいけないな。しかしこれは…』

そこで業者発言。少し弱気。

『あ、あのお…問題はガス管なのでは…?』

副社長と食堂のオバちゃん、手を固く握りしめながら業者を睨む。…ひたすら怖い。

『馬鹿者!これを期に神羅の食堂をもっともっと快適にしようというのだ!黙れ!』

『あ、いや、でもですよ。そういう機器はまた別の業者と取引して頂かないと…』

二人、無視。業者、泣く。

『あ、これなんか良いな。“ひんやりデザート専用冷蔵庫。ひんやりぷるぷる君”。凄いな、冷蔵庫の中で更に小分けできるらしいぞ』

『副社長、それよりこの洗浄器なんかどうです?』

…既に話が明後日の方向に行ってる…ま、まあ快適になるなら良いんだけど。

それにしてもあの業者も大変だなあ。もう目が空ろだもんな。

食堂オバちゃんと責任者オッサンと副社長はそのまま激烈トーク…いや、相談へ。

っていうか…。

一般家庭的な話に聞こえるのは気のせいか…!?

そもそも神羅で開発できそうなもんだけどなあ…ま、良いか。

激烈トーク、約1時間。…長っ!

『ん?ああ、もう三時か。悪いが少し席を外させてもらう』

副社長、席を立つ。(15:00)

 

会議(なのか?)中にどこに行くんだろう…??

ええと…あれ、副社長室だ。何か忘れ物だろうか。

『…遅くなったな』

ん?…あ、あれはツォン主任!何だ何だ、密会か!?

いかん、これは芸能スクープ欄でいくべきか…嗚呼、悩むなあ。

副社長の実態、勤務中の密会!…よし、見出しは完璧!

『ルーファウス様…お会いしたかった』

『私もだ。お前の事を考えると食事も喉を通らなくて…』

…って!しっかり食べてたし!イチゴババロア、消化中だし!

副社長、ツォン主任と感動の抱擁。(15:05)

それから…ああっ、やっぱりキス!?

はあはあ…せせせ正露丸…はあはあ…危険すぎるっ。

『ツォン、お前に手紙を書いたんだ。…恥ずかしいだろう、口で言うのは』

『え…私に?』

副社長、デンジャラスな例の手紙をツォン主任に渡す。(15:15)

ツォン主任、それに目を通し感動の嘆息。

『素敵です…貴方の気持ちが痛いほど伝わってきました』

そ、そうかなあ…!?(理解不能)

『嬉しいぞ、ツォン。…だけど一つだけ言わせてくれないか』

『何でしょう?』

な、ななななんだ!?…非常に気になるが、二人見つめあったまま動かず。(約3分)

…長い。一体何を言うつもりなんだろうか。

『はっきり言って………』

ドキドキ…なんだ、なんだ。

『好きだ』

ぶっ!副社長、あんたさっき言わなかったか!?口じゃ恥ずかしくて言えないって!!

…はあ、もう本当、どうにかならないもんかなあ…。いっそお笑いネタに…いやいや、それは駄目だろ。うん。

副社長、ツォン主任と再び抱擁。(15:30)

それから…って。ぶはあっ!

お、おお押し倒し…昼下がりの危険極まりない情事へ。

ああ…手が震えて駄目だ…。み、見て良いのか…いや、記録班として此処は一つ、見守らねばっ!

副社長、ツォン主任とH。(15:35〜16:20)

ああ…我らが神羅の副社長がこんな…。はあ、何だか涙が出そうになるのは俺だけか!?

やはり見出しは“副社長、昼下がりの優雅な情事”に変更しよう。

終了後、副社長、かなりうっとり顔。ツォン主任、右に同じ。

その後、副社長は部屋を後にする。ツォン主任もどこかへ。(16:35)

…追記。ユンケル、存在に気付いて貰えず。無念。

 

会議室に戻った副社長は、そのまま続きに参加。(16:45)

…備考、かなりスッキリしたお顔である。…はあ…。

しかし会議中に席外して、あんなことしてるなんて誰も思ってないだろうなあ。…これぞスクープ!

会議はそのまま順調に進んでいたらしく、業者も生気復活の様子。

うん、良い事だな!

もしかして、副社長がいなかったからじゃ…。い、いや…それは考えちゃいけないだろう。

どうやら話題は軌道修正されたらしく、ガス管修理の話へ。しかしどうやら幾つか新規に機器購入もするようだ。

これは別個に食堂ニュースにでも書いておくかなっ。

会議終了。(17:15)

副社長、副社長室に戻り、富士山と睨み合う。

それが終わってから紅茶を一杯。(18:00)

『あれ、何だコレは?』

おお、ユンケル!どうやらやっと気付いてもらえたらしい。

<夜>

副社長、神羅を後にする。(18:20)

それから…車に乗り込んでる。ううむ…もう少し後を追ってみるか!

行き先は超豪華ホテルだ。…訂正。親近感、−20%。

誰かと待ち合わせているようだぞ。

――――って!また主任かいっ!

副社長、ツォン主任と合流。(18:45)

それからエレベーターで上まで…。

ああ〜駄目だ!此処からは入れないっ!!ううむ…悔しいが今日はここまでにするかなあ。

 

<本日の考察>

副社長はやはりツォン主任とできていた。

しかも仕事中にお楽しみ時間があるらしい。(日課なのかどうかは不明)

親近感は−20%だが、ボケぶりは見事だった。(個人的観測としては100点としたい)

 

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